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  • 2021/05/09 18:30



    皆様、こんばんは。

    鞠's Collection (マリズ・コレクション)は「新しい伝統の形」をテーマに現代の装いに合わせた工芸品アクセサリーを制作しております。

    今回こちらで紹介する作品は、数ある作品の中でも特別なシリーズ からお届けします。

    また、アクセサリーをどう合わせていいか分からないという方にも、ぜひピンバッジやラペルピン使ったお洒落を楽しんでいただきたく、今回は失敗しないコーディネートと色彩術を少し紹介させていただきます


    さて、まずは鞠’s Collectionの新作ラペルピンの紹介から♪



    ▼ ラペルピン 天照大御神(アマテラスオオミカミ)





    ▼ 手染めの色彩が最大の魅力


    「シリーズ天照大御神」とは、作品「天照大御神」のシリーズとして制作された、鞠's Collectionでしか手に入らない作家物のアクセサリーで、生地は型染・糊防染という伝統技法を用いて丁寧に染められおります。

    着物作品は夕暮れ時に神秘的に光り輝く沖縄の森を描いたもので、タイトルからもわかる通り、日本神話に登場する太陽()を司る神様『アマテラス』を題材に制作された作品です。墨を使用して染めた深い黒と鮮やかな橙色のコントラストの中に、美しくも少し畏れを感じるような、神秘の世界が表現されております。



    ▼ 《MARI'S COLLECTION 特集着こなしをよりお洒落に! 失敗しないコーディネートと色彩術



    ジャケットの左襟(ラペル)にボタンホールが縫われており「なんのためにあるんだろう?」と思った経験はございませんか?

    もちろん、ご存知の方も多いかと思いますが、それはフラワホールと呼ばれており、およそ19世紀ごろ英国をはじめとする貴族達がそこに花を挿して胸元を飾ったのが その名前の由来だと言われております。

    このことから、鞠’s Collection (マリズ・コレクション)では、昔の貴族たちの優雅な装いをコンセプトに、お花の形を象ったアクセサリーを 多く手がけております。


    さて、そんな歴史あるフラワーホールですが、現在では、そこにピンバッジなどを着用するのが主流です。お仕事では良く社章などを着けることもありますね。

    しかしながら、私服ではフラワーホールに特に何もつけない方も多いように感じられます。もちろん何もつけなくても問題ないのですが、アクセサリーなどを上手く合わせてコーディネートしている方を見ると、やはり「かっこいいな」と思います。


    そこで、今回はより多くの方にラペルピンを使ったコーディネートを楽しんでいただけるよう、アクセサリーを合わせるときのポイントをいくつかご紹介します。



    ① ダークカラーに差し色として使う

    まず一つ目、こちらが一番無難な合わせ方です。黒、紺、ダークブラウンなど暗めのお洋服に差し色として使う方法です。合わせるアクサセリーをカラフルにするとより効果的に美しいコントラストが生まれます。

    今回ご紹介したラペルピン「シリーズ天照大御神」も、黒や茶、ベージュととても相性が良く、特に黒に映える色彩構成となっております。







    ②ネクタイやシャツの色と統一する

    二つ目のポイントはジャケットの中に着るシャツやネクタイの色と統一して合わせる方法です。

    完全に統一していなくても、色の雰囲気があっていれば大丈夫です!

    また、柄物なら様々な色が混じっていると思いますが、そのうちのどれかと統一して合わせるのも効果的です。








    ③全体の雰囲気を合わせる

    今回ご紹介する最後のポイントは全体の雰囲気を合わせること。当たり前のようですが、とても大切なポイントです。フォーマル、カジュアルを始め、アンティーク、ポップ、ロック、原宿系などファッションには様々なテイストがあり、当ブランドのアクセサリーは、フォーマル、アンティーク、セミカジュアルと合わせていただくと素敵です。

    また、ジャンルで言われてもよく分からないという方は「色温度」を合わせると良いでしょう。よく寒色や暖色という言葉で色を表しますが「色温度」とはそのことで、赤・オレンジ・茶色・ベージュ・黄色など暖かみを感じる色を「暖色」と言い、反対に青・水色・青緑・青紫など涼しい印象を受ける色を「寒色」と言います。さらに 緑、紫などを中性色、黒や白は無彩色など様々ですが、今回は大きく分けて「暖色」と「寒色」で例を挙げていきます。


    例えば

    ・白シャツに茶色のジャケット、ダークブランのネクタイなど、コーディネートが全体的に暖色系なら 合わせるアクセサリーはボルドーや赤。

    ・白シャツに紺のジャケット、水色のネクタイなら アクセサリーは青紫や青緑など寒色系で全体の雰囲気を合わせる。


    というように、色の温度を意識して合わせるだけで自然と統一感のある素敵なコーディネートになりますので、ぜひお試しください。



    イメージ図4 - 鞠's Collectionピンバッジ Krasnoe Vino シンプルタイプ



    さて、いかがでしたでしょうか?

    最後に今一度、アクセサリーを上手く着こなすポイントをおさらいすると、


    ① ダークカラーに差し色として使う

    ②ネクタイやシャツの色と統一する

    ③全体の雰囲気を合わせる


    です。この記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。

    これまでピンバッジやラペルピンを使ったファッションに興味がありながら、なかなか手を出しづらかったという方も、全く意識していなかったという方も、これを機にアクセサリーを使いこなして日々のお洒落を楽しんでみてください ♪



    今回は少し長めになってしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございました。

    鞠’s Collection ( Mari’s Collection ) オンラインショップには他にも素敵な作品が数多くございますので、ぜひご覧くださいませ。





    's Collection 作家 根路銘まり


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