2021/01/25 17:45

皆様、こんばんは!

鞠's Collection (マリズ・コレクション) 作家・デザイナー、根路銘です。

私の住む沖縄では、早くもだんだんと暖かくなってまいりました。
皆様の所はいかがでしょうか。日本本土はまだまだ寒い日が続くと思いますので、くれぐれもご自愛ください。
ちなみに、私が住んでいたロシア・モスクワでは、現在-15°から-26°くらいの気温らしいです。自分の息でまつ毛が凍りつく気温ですね。
コロナが落ち着き、国境が開いたら、皆様もぜひご旅行などで行ってみてくださいね。

さて、前回のブログでは 鞠's Collectionのオリジナル手染め生地について、そして大まかな染色工程について紹介させていただきました。
そこで今回からは、いくつかの工程ごとにもう少し深く掘り下げて紹介していこうと思います!
普段聞き慣れない言葉もあるかと思いますが、可能な限り分かりやすく解説いたしますので、楽しんでいただけましたら幸いです ♪
まずは、最初の工程⑴アイディアスケッチ〜⑶原寸大 白黒草稿

⑴ アイディアスケッチ(雛形草稿)

描き溜めていたスケッチを参考にしながら着物(または平面作品)の雛形に図案を描いていきます。
ある程度図案が決まったら次の原寸大草稿に移ります。

⑵ 原寸大草稿

着物(または平面作品)の原寸大の大きさに下書きをしていきます。全ての基となる図案なのでとても大事な工程です。
着物であれば縫い合わせなどがズレないように、常に立体の着物の形を頭に入れながら作業を進めていきます。
影などはつけず、分かりやすい線で描くのがポイントです。私は絵羽模様といって着物全体が一枚の絵になる構成の着物を制作しているので、縫い合わせ箇所の繋がりは特に慎重に描きます。



⑶白黒草稿

原寸大草稿が終わったら白黒草稿に移ります。私の場合、原寸大草稿の上にトレース紙を敷き、色が入るところが黒、色が入らないところが白になるように墨汁を使ってなぞっていきます。
ここでも原寸大草稿で合わせた縫い合わせがずれないよう、気をつけて作業を進めます。

《作業中》

《白黒草稿完成》

これで原寸大白黒草稿の完成です。
私はこの白黒草稿を型紙に合わせて等分に切り分け、型紙に貼って型を彫っていきます。

《切り分けて型紙に貼った図》

これで型彫りの準備が整いました!ここまで来るのに約1.5ヶ月ほどかかりました。図案の段階で悩むともっとかかることもあります。

今回も原寸大草稿 - 白黒草稿を動画にしたものを用意しましたので、お時間ある方はぜひご覧くださいませ。



さてさて、工程はまだまだあるので、今回はこの辺で失礼します。
次回の記事では型を彫る工程から紹介していきますね。
ではお楽しみに〜♪









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